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服用する前に

本サイトは、ザーコリ®カプセル(一般名:クリゾチニブ)を服用される患者さんに、薬の服用方法や主な副作用についてよく知っていただくためのものです。
ザーコリカプセルは、1日2回服用する肺がんの治療薬です。従来の抗がん剤とは異なる作用でがん細胞の増殖を抑え、日本人の患者さんを含む臨床試験で半数以上の患者さんにがんの縮小が確認されています。
一方で、「間質性肺疾患」という重大な副作用があらわれるおそれがあり、服用中には十分な注意が必要です。進行すると致死的な経過をたどる場合があるので、息切れ、呼吸がしにくい、咳、発熱などの症状があらわれたり、ひどくなったりした場合には、すみやかに担当医に連絡してください。

ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん、ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん

ザーコリ®を服用する前に以下の項目について確認してください。

※該当する項目のある方は担当医にお申し出ください。

  • 以前にザーコリを服用し、アレルギー症状が出た方
    ザーコリを服用することはできません。
  • 間質性肺疾患のある方または以前にかかったことがある方
    間質性肺疾患が発現または悪化する可能性があります。
  • 肝機能障害のある方
    肝機能障害が悪化する可能性があります。また、副作用が強くあらわれるおそれがあります。
  • 心電図検査でQT間隔延長といわれたことがある方
  • 重度の腎機能障害のある方
  • 妊娠中の方または妊娠している可能性のある方
    胎児に影響を与える可能性があります。
  • 授乳中の方
    授乳を中止する必要があります。

間質性肺疾患にご注意ください。

ザーコリ服用中に、「間質性肺疾患」という副作用があらわれるおそれがあります。間質性肺疾患とは、肺の間質と呼ばれる部位に炎症が起こる病気です。炎症が悪化すると肺胞という酸素を取り入れる組織の壁が厚く硬くなり、呼吸困難などの症状が起こります。
進行すると肺は線維化してさらに硬く小さくなり、広い範囲でこの線維化が起こると、致死的な経過をたどる場合があります。

間質性肺疾患の初期症状

薬局では「治療確認シート」を提出してください。

ザーコリを薬局で受け取る際には、担当医から交付された「治療確認シート」が必要になります。
このシートは、担当医からザーコリの効果や副作用について十分な説明を受けたことを証明するものです。治療確認シートには、担当医の緊急連絡先が記載できるようになっています。
副作用が起きたときなどに、すみやかに担当医と連絡がとれるよう、ザーコリ服用中は常に携帯するようにしてください。
ザーコリ治療確認シート

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